養生と癒しと植物とセラピー

養生法と自然療法

背骨の歪みを整える重要性

背中の歪みはさまざまな不調の原因になります。

例えば、
頭痛、肩凝り、腰痛、自律神経の乱れ、臓器機能の低下、うつ、不安感、めまい、動悸、息切れ、耳鳴りなどなど。

なぜこのような症状がでるのか。
その原因の1つとして
自律神経(副交感神経と交感神経)がうまく、機能していないことが挙げられます。

自律神経は、脳と脊髄から始まり、各臓器や器官に分布していく神経です。
背骨のラインに沿ってでている神経です。

副交感神経は脳幹、仙髄から。
交感神経は胸髄、腰髄からでています。
自律神経はそれぞれが関連する臓器に指令をだして臓器を動かしたり、呼吸や血圧、心拍数、体温調整などをコントロールしてます。

背骨が歪んでいるとこれらの神経伝達が阻害され、うまく伝わりません。

その結果が臓器の働きが低下したり、
さまざまな不調が現れます。

そして
不調の出方はどこが歪んでいるかで変わってきます。関連した臓器に影響がでますし、凝りとして現れたり、諸々の症状がでます。

首のあたりなら
肩凝り、手の痺れ、頭痛、不眠、めまい、耳鳴りなど


胸椎のあたりなら
咳、肩凝り、胃の不調、猫背、手足の痺れなど

腰椎のあたりなら
腰痛、ヘルニア、ギックリ腰、便秘、下痢、足の痺れ、神経痛など


背骨の歪みを整えるには
整体や骨盤を整えるセラピー、脊柱マッサージを受けたり、
ヨガやストレッチなどもオススメです。

長年かかってできた歪みは
戻してもまたすぐに元に戻ろうとします。

それを防ぐためにはヨガやストレッチ、セラピーは持続して行う必要があります。

一度歪みが取れても、日常生活に戻ると
前の状態に戻りやすくなります。
根気強く、定期的に、
ヨガやストレッチなら毎日やって、
徐々に元に戻りにくくしていく習慣をつけると良いです。
もちろん、意識して姿勢を気をつけたり、ストレスがあるとカラダが歪みます。
こまめな
ストレス発散も必要です。

セラピーは週一回など定期的に受けることで
だんだん楽になっていくことが期待できます。